屋内型農園が板橋にオープン 知的障害者らの自立を促進 「1人でも多く雇用を」

2020年8月13日 07時12分

障害者が就労できる農園「わーくはぴねす農園Plus東京板橋」(エスプールプラス提供)

 知的障害者らが働ける農園「ソーシャルファームわーくはぴねす農園Plus東京板橋」が今月、板橋区舟渡二にオープンした。障害者が活躍できる場所を創出し、経済的な自立を促す。
 農園は、障害者雇用支援事業に取り組むエスプールプラス(千代田区)が開設。鉄筋コンクリート二階建て、延べ約二千三百六十平方メートルの屋内型で、体温調節が苦手で屋外作業が難しい人でも働きやすいという。
 各企業が直接雇用し、農園で働いてもらう仕組み。最大で百十一人と、サポートスタッフ約四十人が働ける。高所作業なく働けるよう、同社が独自に取り入れる水耕栽培装置があり、葉物野菜やハーブなどを栽培できる。
 同社と区は六月、障害者就労の充実に関する協定を締結。区は福祉事業所などを通じて障害者らにこうした取り組みの情報を提供し、同社は区内企業が優先的に農園利用できるよう、調整する。
 障害者の経済的な自立が課題となる一方で、国が定める2・2%の法定雇用率は半数以上の企業で達成できていない。同社の担当者は、「自立を目指す障害者をサポートし、一人でも多くの雇用を目指す」と話す。(中村真暁)

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