久しぶりの演奏会 千葉女子高オーケストラ部 欧州公演など中止で 

2020年8月13日 07時14分

「サマーコンサート2020」で演奏する千葉女子高オーケストラ部=東京都新宿区の日本青年館ホールで

 県立千葉女子高校オーケストラ部(千葉市稲毛区)の「サマーコンサート2020」が、東京都新宿区の日本青年館ホールで催された。同部はほぼ二年置きにドイツなどで欧州公演をしているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。他の演奏会も相次いで中止となり、サマーコンサートは欧州公演や演奏会の代わりとして開催された。
 欧州公演は一九九六年のオーストリア・ウィーンから始まり、十回目の二〇一八年はドイツで演奏。和太鼓や琉球舞踊も披露した。今年も三月、ドイツで予定していたが、新型コロナで中止。恒例の定期演奏会やスペシャルコンサートなども取りやめとなった。
 サマーコンサートに出演したのは三年生十四人、二年生四十六人、一年生三十人。ビゼーの歌劇「カルメン」の前奏曲で幕開けし、第一部と第二部の約二時間にわたって演奏。保護者ら百数十人が聴き入った。第一次大戦時、習志野俘虜(ふりょ)収容所(習志野市)でドイツ人兵士が作った曲「閉じておくれ 僕の眼(まなこ)を」も披露された。
 演奏の合間に部員代表がステージでマイクを握り、「(新型コロナで)演奏会や練習が中止になり、私たち部員の生活は一変した。でも、多くの人のおかげでこのコンサートが開催できたことを感謝したい」などと話した。(保母哲)

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