<コロナ緊急事態>独自基準で自粛緩和 きょうから外出や営業など

2020年5月16日 02時00分
 県は十六日から、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛や休業の要請を緩和すると決めた。県が独自に定めた「社会経済活動再開に向けたガイドライン」に沿った措置。飲食店の時間短縮営業や、映画館や図書館の業務自粛の要請などを解除する。山本一太知事が十五日の臨時記者会見で正式に発表した。(池田知之)
 ガイドラインは、県内外の感染拡大の状態を基に四段階の警戒度で示し、個人の外出や事業所の営業自粛の基準としている。
 警戒度は、十五日まで最もリスクの高い「4」だったが、新規感染者数や病床稼働率などの数値が基準内に収まっている現状や、近隣都県の感染状況などから判断し、十六日午前零時に「3」に下げた。
 「3」では、午後八時までとした飲食店の時短営業要請や、「密閉、密集、密接」のリスクが少ない業種の営業自粛が解除される。さらに「2」では、休業要請の全面的な解除や、個人の県外への移動自粛要請を緩和し、学校は週二~三日の分散登校で再開する。「1」では、外出自粛は全面解除し、学校は段階的に通常登校にする。
 警戒度の引き下げは二週間ごとに見直す。順調なら最短で六月一日ごろに「2」、同月中旬に「1」となる見通し。
 全ての警戒度で感染拡大を防ぐため、人との距離の確保やマスク着用、手洗いを基本とする「新しい生活様式」を求めた。
 山本知事は「警戒度2への移行実現には県民の協力が必要になる」と述べ、「第二波、第三波が来た時、対応できる状況にしたい」と話した。
《警戒度ごとに 休業要請が解除 される業種》
【警戒度3で解除】映画館、集会場、多目的ホール、博物館、美術館、図書館、動物園、自動車教習所、学習塾、英会話教室、音楽教室、ペット店、古書店、スーパー銭湯など
【警戒度2で解除】スナック、キャバレー、ネットカフェ、ライブハウス、大学、専門学校、日本語学校、体育館、ボウリング場、パチンコ店、スポーツクラブ、遊園地など

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