まちづくりに自転車活用 富士市、プロチームと連携協定

2020年8月15日 08時08分

協定を結んだ二戸康寛代表兼監督(左)と小長井義正市長=いずれも富士市役所で

 富士市は、市内に拠点を置くプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」と連携協定を結んだ。市は現在、自転車をまちづくりに生かす「自転車活用推進計画」を策定中で、プロ選手の視点から、計画の策定に協力してもらう。
 今月五日、市役所であった締結式で、小長井義正市長は「自転車の専門家として提言をいただき、富士市ならではの推進計画を策定したい」と話した。同計画は、自転車を生かして観光振興や地域活性化を図る内容で、市は来年秋ごろにまとめる予定だ。市民が自転車に親しむイベントの開催などでも連携する。
 レバンテフジ静岡は今年一月に設立。直後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、屋外練習を減らすなどの感染対策を強いられた。初参戦する国内最高峰の「Jプロツアー」も開幕がずれ込み、数カ月遅れで七月に初戦を迎えたばかりだ。
 チームは地域密着を掲げており、市民と触れ合う企画を準備していたが、感染リスクを考慮して開催を見送った。二戸康寛代表兼監督は「認知してもらう上で一番顔見せしたい時期にアピールできないのは苦しかった。今後は地域に根差した活動を展開し、地域に支えられるチームにしたい」と意気込む。
 式典後には、インターネット上などで募ったレバンテフジ静岡の公式キャラクター名が発表された。約四百件の応募が寄せられ、「ひゅうた」に決まった。市は職員の名刺に、ひゅうたのイラストをプリントし、知名度アップに協力するという。(佐野周平)

名前が発表されたレバンテフジ静岡の公式キャラクター


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