米大統領選、異例の党大会 遠隔地からネットで指名演説 コロナで規模大幅縮小

2020年8月16日 06時00分
【ワシントン=金杉貴雄】11月の米大統領選に向け、民主、共和両党は正副大統領候補を正式に指名する党大会を今月、それぞれ開催する。通常なら4年に1度の大統領選を前に華々しい演出で盛り上げるが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大でともに規模を大幅縮小。民主党バイデン前副大統領、共和党トランプ大統領はいずれも遠隔地からインターネットを通じて指名受諾演説を行う異例の展開となる。

◆民主・バイデン氏 17日から

 民主党は17日から4日間、激戦州の1つ中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催する。本来は7月中旬の予定だったが、新型ウイルスのまん延で1カ月遅れ開催形式も事実上、全面バーチャルとなる。バイデン氏や副大統領候補ハリス上院議員、オバマ前大統領らは全員、オンラインで演説。開催地には地元関係者だけで、候補者指名のための代議員投票も全てオンラインとした。

◆共和・トランプ氏 24日から

 一方の共和党は24日から4日間の予定だ。トランプ氏の意向に振り回され開催地と形式が二転三転、主会場は結局、当初予定した南部ノースカロライナ州に落ち着いた。トランプ氏も会場行きを断念し、ホワイトハウスで指名受諾演説を行う意向。ただ、政治活動へのホワイトハウスの利用には批判も出ている。
 会場では規模を大幅に縮小し、全体で2500人以上いる代議員のうち各州や自治領から各6人ずつの計300人超だけが参加し、全体では500人ほどが集まる予定。感染拡大防止の対策として、参加者全員にマスクと行動追跡用バッジ装着を求めるが、それでも感染拡大を懸念する声もある。

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