「榛名湖アーティスト・レジデンス」6月オープン 創作活動を「湖畔の宿」で 利用申し込み受け付け中

2020年4月27日 02時00分

オープンに向けて整備が進む「榛名湖アーティスト・レジデンス」のアトリエ(高崎市提供)

 高崎市が榛名湖畔に整備している「榛名湖アーティスト・レジデンス」(同市榛名湖町)が、六月にオープンを予定している。芸術家らが地域に滞在して創作活動を展開する拠点で、昭和の歌謡曲「湖畔の宿」のモデルとなった老舗旅館を改修して活用する。オープンを前に利用の申し込みを受け付けている。
 昨年八月末に閉館した旅館「湖畔亭」から建物の寄付を受け、市が九千五百万円をかけて改修した。一九六八年築の鉄筋コンクリート三階建て。創作の場になるアトリエと工房に加え、宿泊スペース九室や自炊ができる共同のキッチン、風呂、冷蔵庫、洗濯機など、長期滞在が可能な居住設備を備える。
 美人画で知られる竹久夢二や、日仏で活躍した画家の藤田嗣治など芸術家や文人に愛された榛名湖畔。そこに創作の場を開設し、国内外の芸術家に安価で提供することで、周辺地域の活性化につなげる狙いがある。
 受け入れるのは多様な分野で創作・研究活動を行う人。絵画や彫刻、現代アート、映像、音楽、文芸、パフォーマンスなど幅広い活動が対象で、国内外やプロ、アマチュアを問わない。
 利用は一日千円、一泊二日二千円、一カ月二万円。五人以上の場合は一日五千円で貸し切りもできる。
 申し込み方法など問い合わせは、榛名湖アーティスト・レジデンス事務局(高崎市榛名支所産業観光課内)=電027(374)5111=へ。 (石井宏昌)

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