<コロナ緊急事態>1人死亡、県内死者12人 新たに2人感染、計140人に

2020年4月25日 02時00分

入居者らの感染が相次いで確認された有料老人ホーム「藤和の苑」=伊勢崎市で

 県は二十四日夜、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」に入居していた九十代の女性が、二十三日に死亡したと発表した。県内の死者は計十二人となり、このうち十一人は藤和の苑入居者が占める。
 県は同時に、藤和の苑職員、高崎市保健所管内で各一人の感染が分かったと発表。県内の感染確認者は計百四十人となった。
 一方、県は二十四日夕、同ウイルスの感染が確認されたと二十三日夜に公表した太田記念病院(太田市)の四十代男性看護師が、感染した疑いのある人の検体採取の専従だったと公表した。これを受け、同病院は二十四日から外来診療、救急患者や入院患者の新規受け入れを中止している。
 同病院が救急などを担う基幹病院のため、県は県内の全百二十九病院に緊急搬送を含む外来と新規入院患者の受け入れ協力を依頼。栃木、埼玉県にも外来などの受け入れを要請した。
 また、高崎市で二十三日に感染確認されたのは、七十代の飲食店経営の男性と分かった。調理を担当し、接客はしていないという。医療機関の集中治療室(ICU)に入院している。 (市川勘太郎、石井宏昌、池田知之)

関連キーワード


おすすめ情報