延長9回サヨナラ!!修徳中逆襲V 葛飾区少年夏季

2020年8月13日 01時00分
 葛飾区少年軟式野球連盟の夏季少年野球大会(同区主催、同連盟後援)は2日、区内の第二柴又野球場で中学の部の準決勝、決勝が行われた。決勝は、3時間以上に及ぶ激闘の末、修徳中がリトルジャイアンツAにサヨナラ勝ちを収めた。修徳中は15日に開幕する都大会に出場する。 (竹下陽二)
 ▽決勝
リトルジャイアンツA
     300100110|6
     000000511|7
修徳中学
 (タイブレーク9回)
(リ)中湯勇人、松岡拓翔、中湯−谷川悠大
(修)篠崎国忠、萩原陸翔、竹澤尚輝−貞包大翔

[photo] 7回裏の大逆襲撃で盛り上がる修徳ベンチ=東京都葛飾区の第二柴又野球場で(竹下陽二撮影)


意地見せた


 幕切れはあまりにあっけなく残酷だった。

[photo] 9回裏、サヨナラ暴騰でホームに突進する修徳の三塁走者


 無死満塁から始まる、タイブレーク2イニング目の9回裏、修徳中の攻撃。打席には一発長打を秘める3番・齋藤敏哉。リトルジャイアンツのマウンドには、完封目前で7回途中に降板、タイブレーク突入後、再登板のサウスポー中湯勇人。ここでも、決着がつかなければ抽選に。しかし、慎重になりすぎたか、中湯の投じた1球はワンバウンドになる暴投となり、サヨナラ走者がヘッドスライディングを決める。立ち上る土煙。歓喜に沸く修徳ベンチ。うなだれるリトルジャイアンツのバッテリー。炎天下の中、3時間以上に及んだ死闘。最後に女神がほほ笑んだのは修徳中だった。

[photo] 先発した修徳の190センチ右腕・篠崎


 修徳中の先発は大会屈指の本格派右腕、身長190センチの篠崎国忠。しかし、1回表に守備の乱れから先取点を許した。さらに、相手4番・谷川悠大に飛び付きスクイズを決められるなど、3失点。
 破壊力を秘めた強力打線も軟投派のリトルジャイアンツの中湯の前に好機を作るものの要所を抑えられ、6回まで無得点。しかし、完封負け寸前の最終7回に怒濤(どとう)の10人攻撃で一挙、5点を入れて、タイブレークになだれ込んだ。

[photo] 準優勝に終わり、うなだれるリトルジャイアンツナイン


 「勝ち急いだかな。野球は怖い。とは言っても、何度も経験してることですが…」と目前の勝利を逃がしてしまったリトルジャイアンツの木元健一監督が夏空を仰げば、土壇場で底力を見せたナインに修徳中の山崎剛史監督は「1点で流れが変わるから、雑にならずに、やるべきことはしっかり、やっていこうと選手には伝えた。最後に意地に見せてくれました」と目を細めた。
◆優勝メンバー◆
(10)鈴木良謙(1)篠崎国忠(2)萩原陸翔(3)前山遥(4)竹澤尚輝(5)齋藤敏哉(6)貞包大翔(7)霜鳥天羅(8)越塚秀斗(9)山根優太(11)善波新太(12)阿部光心(13)関口想空(14)長塩大弥(15)樫村昴(16)古宇田烈(17)田中耀生(18)杉山諒汰(19)太田陽海(20)本砂柊海




(東京新聞 東京中日スポーツ)

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