茨城で7人の感染確認 水戸の病院の感染者7人に
2020年8月18日 19時27分
茨城県と水戸市は18日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は463人となった。
県が発表した6人は、日立市の80代無職女性、常総市の10代女子生徒、東海村の80代無職女性、龍ケ崎市の30代会社員男性、筑西市の60代自営業男性、県内に勤務する千葉県の20代パート女性。日立市の女性は症状がやや重く、ほかは無症状か軽い。
常総市の女子生徒は、県が感染を発表した50代の夫婦の子で、発熱の症状があった。通学する学校は1日から夏休みに入っており、校内での接触者はいない。東海村の無職女性は、県が4日に感染を公表した80代男性の同居の妻。16日以降に発熱した。
水戸市発表分の1人は、市内に住む80代無職男性で、症状はやや重い。水戸済生会総合病院の入院患者で、15日に感染が発表された市内の80代男性と同室だった。病院関係者の感染は7人目となる。
一方、水戸市の繁華街で実施中の「PCRローラー作戦」で、2人の陽性と959人の陰性が判明した。大井川和彦知事は18日の臨時記者会見で「9日以降、新たな陽性者が出ていない。21日までこの状況が続くなら事実上の安全宣言をする」と述べた。
また、県と水戸市は、新たに4人が治療を終えて退院し、2人が軽症者向け宿泊療養施設を退所、2人が自宅療養を終えたと発表。退院などは計358人となった。(出来田敬司、水谷エリナ)
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