<新型コロナ>予防しっかり 新たなスタート 小学校入学式、新入生もマスク姿

2020年4月8日 02時00分

席の間隔を空けてマスク姿で入学式に出席する新入生たち=前橋市で

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて東京都や埼玉県などに緊急事態宣言が発令された7日、群馬県の各小中学校で入学式や始業式があり、群馬、栃木両県では新たな感染者の確認が相次いだ。
 新型コロナウイルス感染症への警戒感が高まる中、県内の多くの小中学校で七日に入学式があり、六十一人が入学した前橋市の桃井小では六年生を出席させないなどして、規模を縮小した。
 同校では午後一時すぎ、マスク姿の新入生が入場。例年は六年生が歓迎の歌で新入生を迎えるが、感染拡大防止の観点から取りやめ、児童は席の間隔を空けて着席した。
 接触を避けるため、教科書や登校用の帽子を新入生に手渡すのもやめた。参加した保護者の大半がマスクを着けて参列し、間隔を空けて着席した。
 式は約二十分で終了。その後体育館であった児童と保護者の写真撮影は窓を開け換気し、写真に入る保護者を一人のみに絞った。
 終了後、娘が入学した市内の会社員万田祐司さん(32)は「ウイルスの影響がある中、何事もなく変わらずにスタートを切れて安心した」と胸をなで下ろした。
 妻で専業主婦の友恵さん(33)は「ウイルスは目に見えず不安だが、マスクの着用や手指の消毒など家庭でできることをやり、娘が元気に学校に通えるようにしたい」と語った。
 前橋市は七日夕、市立の幼稚園と小中学校などは八~十日まで通常授業とし、十三日~五月六日は再び休校にすると発表した。(市川勘太郎)

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