藤井棋聖、決断の飛車切り 王位戦第4局2日目

2020年8月20日 12時13分
王位戦第4局で封じ手を指す藤井聡太棋聖(中)。右は木村一基王位、左は立会人の中田功八段=20日午前9時2分、福岡市の大濠公園能楽堂で

王位戦第4局で封じ手を指す藤井聡太棋聖(中)。右は木村一基王位、左は立会人の中田功八段=20日午前9時2分、福岡市の大濠公園能楽堂で

 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑戦している第61期王位戦7番勝負(東京新聞主催、伊藤園協賛)の第4局は20日午前9時、福岡市の大濠公園能楽堂で再開、指し継がれた。
 藤井の3連勝で迎えた本局。両対局者が前日の指し手を再現した後、立会人の中田功八段が封じ手を開封。後手番の藤井が封じ手「8七同飛成」(42手目)を指し、2日目の対局が始まった。
 封じ手は控室ではほとんど検討されていなかった強手。先手から攻めの目標にされそうな飛車を切り、手持ちの角で相手陣に迫る狙い。藤井は、3三角(44手目)と飛車と香の両取りに打って反撃。木村も5五角(45手目)と角の成り込みを防いだ。両者一歩も譲らぬ攻防が続いている。
 中田八段は「藤井棋聖が封じ手で踏み込んだが、木村王位も読み筋通りだったようだ。両者とも妥協せずにぶつかり合い、一手一手に目が離せない展開だ」と話した。
 同日夜までに勝敗が決まる見通し。対局の模様は東京新聞ホームページでも紹介している。

関連キーワード


おすすめ情報

囲碁将棋の新着

記事一覧