新たな前橋 会いに来て JR駅北口「エキータ」名称変更し「アクエル」に

2020年3月28日 02時00分

JR前橋駅北口にあるエキータ=前橋市で

 JR前橋駅北口にある複合ビル「エキータ」が「アクエル前橋」に名称を変え、秋ごろ新装開店する。ビルには、「縁日」をテーマにしたコンピューターグラフィックス(CG)を楽しめるレジャー施設や、カフェ併設の書店などが新たに出店する。カラオケ事業を展開するコシダカホールディングス(コシダカHD、東京)が発表した。低迷する同駅前の活性化が期待される。 (池田知之)
 アクエルは「アクア(水)」と「会える」を合わせた造語。ビルは九階建てで、延べ床面積四万二千平方メートル、約五百台分の駐車場がある。コシダカHDが昨年一月、エキータを所有していた会社から二十五億円で購入した。
 アクエルの地下一階には、「縁日」のイメージを通じ、日本の伝統文化の魅力を最先端のデジタル技術で体験できるレジャー施設を約六百六十平方メートルで開業。一階は書店「ツタヤ」が約二千平方メートルで出店し、カフェも設ける。四階には企業や官公庁のシステム開発を手掛ける企業「クライム」(高崎市)が入居する。
 既存の居酒屋やコンビニエンスストア、HDの子会社が運営する「カラオケまねきねこ」は営業を継続する。前橋市と連携して、学生向けの学習室の設置も検討する。
 複合ビルは、一九八七年に開業したイトーヨーカドー前橋店が入っていたが、二〇一〇年に閉店。一二年、エキータとして開業したが、集客に苦戦したため、テナントの撤退が相次ぎ、近年は空きスペースが目立っていた。近くの大型商業施設「けやきウォーク前橋」や郊外型店の影響を受けたとみられる。

完成予想図を持つコシダカHDの腰高博社長(左)と、クライムの金井修社長=県庁で

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