通りに出現 三つの空間 Marunouchi Street Park 2020

2020年8月21日 07時22分

道路に天然芝が敷かれた「Cozy Green Park」ブロック。ドライミストが霧のよう

 ビルに囲まれているはずなのに、神秘の森に迷い込んだような緑の空間。上から降り注ぐドライミストはまるで霧のように視界を包み、涼をもたらす。
 NPO法人大丸有エリアマネジメント協会と一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所は、丸の内仲通り(千代田区)を24時間車両交通規制して「Marunouchi Street Park2020」を実施中(9月6日まで)。
 初開催した昨年は約100メートルにわたって天然芝を道路に敷き詰め、ピアノやブランコを置き、ライブも行うなどイベントとして注目されたが、今年はポスト・コロナを見据えた社会実験としてのスタンス。「そうだ!ストリートに出よう!!」をテーマに、通りを3ブロックに分けて空間演出している。
 最も東京駅寄りで丸ビルに沿ったブロックは「Urban Terrace+」。通常も時間限定で歩行者に開放している「Urban Terrace」の拡大版という位置付け。通りの中間ブロックは天然芝を敷き詰めた「Cozy Green Park」。昨年の台風19号で倒れた長野県野尻湖宇賀神社のご神木を活用したテーブルや丸太ベンチも設置。丸の内パークビル沿いは「Open Air Office」。フリーWi−Fiや電源設備を備え、屋外オフィスとして活用できるブロックになっている。
 公式サイトでは、混雑状況を表示し、三密を避けられる工夫をしている。エリア内ではアンケートを実施。回答者全員にペットボトル水をプレゼントするほか、抽選で当たるTシャツなどオリジナルグッズも用意。
 新しい生活様式に伴い、道路が憩いの場にもオフィスにもなる日は近いか。 (村手久枝)
◇千代田区丸の内2丁目の丸の内仲通り(丸の内側3ブロック)で開催。11〜21時(車両規制は24時間実施)。(電)03・3287・5386(平日10〜17時/NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)

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