「将棋の奥深さ感じた」 藤井二冠が一夜明け会見

2020年8月21日 13時14分
史上最年少での二冠達成を報じる朝刊を手に、笑顔の藤井聡太新王位=21日午前、福岡市内のホテルで(佐藤春彦撮影)

史上最年少での二冠達成を報じる朝刊を手に、笑顔の藤井聡太新王位=21日午前、福岡市内のホテルで(佐藤春彦撮影)

 第61期王位戦(東京新聞主催、伊藤園協賛)で棋聖に続く二つ目のタイトルを獲得した高校生棋士、藤井聡太王位(18)が、快挙達成から一夜明けた21日、福岡市のホテルで記者会見し、史上最年少での二冠達成について「王位戦は、奨励会員の頃にタイトル戦の控室で勉強させていただいた棋戦。そこでタイトルを取れたのは感慨深い」と語った。
 和服から一転、カジュアルなシャツでカメラの前に現れた藤井王位。戦いを終えた直後でも、まず考えるのは将棋のようで、昨晩、ホテルの部屋に戻ってから、1時間以上、昨日まで行われた第4局を検討したという。記者の「家に帰ってやりたいことは?」との質問にも「昨日の対局をじっくり振り返らなければ」と返し、報道陣を苦笑させた。
 2日制で持ち時間8時間の長い対局は、初めての経験。「まだまだ考えが足りないと思うところがあった。あらためて将棋の奥深さを感じた」と語る。今後、さらにタイトルを重ねることや、全冠制覇も期待されるが、「まだまだ実力を高めなければ。王位戦で新たに見つかった課題もあるので、それを改めて上を目指したい」と謙虚に述べ、「秋に始まる王将戦リーグでしっかり戦いたい」と、次の棋戦に照準を定めていた。 (岡村淳司)

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