松戸市と豪州ホワイトホース市 姉妹都市50周年 手作りつるし雛でお祝い

2020年8月22日 07時19分

本郷谷市長(左)につるし雛を手渡すフレンドシップ倶楽部の飯沼誠さん。後ろは4年前に豪ホワイトホース市から贈られたパッチワークキルト=松戸市役所で

 松戸市と姉妹都市交流を進めているオーストラリアのホワイトホース市に贈るつるし雛(びな)が二十一日、松戸市役所に届けられた。この市民手作りの日本の伝統手芸品は、来年五月に交流五十周年事業で来日する豪の市民代表に松戸市の記念品として贈られる。(牧田幸夫)
 四年前の交流四十五周年事業で松戸市から豪州に派遣された市民三十五人が、記念品として豪州の動植物をモチーフにしたパッチワークキルトを贈られたのに感激。そのお返しにと派遣団長を務めた飯沼誠さんらメンバー有志が「フレンドシップ倶楽部」を結成し、二年がかりで制作した。
 つるし雛は、ひな祭りの時に子どもの幸せや成長を願い、手縫いの小さな人形などをつるす江戸時代から日本の一部地域に伝わる風習。つるす細工物は人形だけでなく、春駒、羽子板、座布団など百種類以上もあるという。
 今回メンバーは、つるし雛貴和会の島崎喜久子さんの指導を受けながら約九十の細工物を作ってつるした。すべての布が正絹で、西陣織や絞りなどの希少な布も含まれているという。作品の最上部にはホワイトホース市を意味する「白い馬」が飾られた。
 本郷谷健次市長は「これをきっかけに市民の皆さんにも作っていただき、盛り上げていけたら。市民レベルの交流を大切にしていきたい」と感謝した。

関連キーワード

PR情報

千葉の最新ニュース

記事一覧