パンダの赤ちゃん誕生 米中緊張どこ吹く風、世界で2番目の高齢出産

2020年8月22日 19時23分

2007年8月、米ワシントンの国立動物園で昼寝するジャイアントパンダのメイシャン=ロイター・共同

 【ワシントン=岩田仲弘】首都ワシントンの国立動物園で21日、ジャイアントパンダの赤ちゃんが5年ぶりに誕生した。
 出産したのは国内最高齢(22歳)のメイシャン(美香)で、動物園によると、世界で2番目の高齢出産。同年齢のティエンティエン(添添)の冷凍精子を使った人口受精による出産で、米国では初めて。
 今月半ばに超音波による診断で胎児を確認。飼育員が21日夜、メイシャンが生まれてきた赤ちゃんをあやしているのを確認した。新生児の検査は数日後で性別が判明するのはさらに時間がかかる見通し。
 動物園のスティーブ・モンフォート園長は「パンダは絶滅寸前の野生動物の国際的シンボル。世界が待ち焦がれていた喜びの瞬間を提供できてうれしい」との声明を発表した。
 メイシャンの出産は2005、13、15年に続き4度目。いずれも中国との繁殖協定により4歳になった時点で中国に返還されている。メイシャンとティエンティエンはこれまで2度、貸出期間が延長され、今年12月にまた返却期限を迎える。

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