熱海の新たな名物に! アジの干物、丸ごとせんべいに

2020年8月24日 07時54分

アジの干物が入った丸焼きアジせんべい=熱海市で

 熱海市の仲見世商店街に今夏オープンした缶詰スタンディングバー「ゑびす屋駅前店」が、熱海名産のアジの干物を丸々1匹使った「丸焼きアジせんべい」を販売している。市内ではプリンなどのスイーツが観光客に人気だが、新たな名物として注目されそうだ。(山中正義)
 せんべいは直径約三十センチ。地元産のアジの干物と、だし入りの生地を特注のプレス機で一緒に焼き上げる。パリッと香ばしく、骨まで食べることができる。干物の香りと塩味が効いている。
 市内のホテルや旅館の宿泊客が朝食で干物を食べることが多い一方、日帰り客は堪能する機会が少ないことに着目。商店街には食べ歩きできる商品が少ないこともあり、商品化を思い立った。
 店は七月十一日にオープンした。今では一日四十〜五十枚、多い時にはそれ以上が売れ、評判は上々という。アジに加え、タコやキンメダイなど全六種類を税込み各五百〜六百円(アジは五百円)で販売している。将来は、客が持ち込んだ好きな具材を使い、せんべいにして提供しようと計画している。
 ゑびす屋駅前店など市内で飲食店を展開する宝フーズの中井正人社長は「コロナ禍できつい時もあったけど、最近は客が増えてきた。熱海産の食材を使った新たな名物にしたい」と意気込む。
 同店では全国各地の缶詰五十〜六十種類も楽しめる。午前十時〜午後十時。年中無休。

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