<新型コロナ>子どもの歌声、オンラインで 高津「音の教室 カリヨン」無料配信へ

2020年8月26日 07時10分

オンラインレッスンを仲良く受ける子どもたち(いずれも音の教室 カリヨン提供)

 子どもたちが歌う喜びや楽しさを体いっぱいに表現するコンサートを川崎市高津区の音楽教室が9月にオンラインで配信する。コンサートは教室に通う子どもたちの夢舞台で、今回は新型コロナウイルスの影響で無観客で開催。主催者は「無観客でも子どもたちの姿は輝いて見えます。オンラインなら遠くに住む祖父母の方や外国の友達にも応援してもらえます」と成功を期している。(安田栄治)
 教室は二〇〇〇年に開講した同区末長の「音の教室 カリヨン」。ゼロ歳〜小学生までが在籍、二十年間で通った子どもたちは千五百人を超える。幼児には絵本に音楽をつけて読み聞かせを行い、絵本の世界を遊びながら歌を通して表現力を養う。小学生は一〜六年までがいっしょに練習し、互いを認め合いながら成長するという。
 コロナ禍で外出を自粛した期間も、教室ではオンラインレッスンなどで、子どもたちの歌声を途切れさせることなく指導を続けてきた。年に二回のコンサートは、日ごろの成果を発表する場だが、大勢を前に歌うのが難しい状況は続く。
 それでも、晴れ舞台を楽しみにする子どもたちのために、無人の客席を利用して間隔を空けて並ぶなど、感染防止に工夫を凝らし、実現にこぎ着けた。同教室を主宰する平松あずささんは「私たちの新しい取り組みにぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
 コンサートは九月六日午前、午後の二部制で無料配信され、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「音の教室 カリヨン」を検索すると視聴できる。第一部は午前十一時〜正午まででゼロ歳〜未就学児の約四十人が年齢別のクラスに分かれたレッスンの模様を録画した動画を配信。
 第二部は午後三時〜四時十五分。高津市民館大ホールで約六十人の小学生が「みんなみんな歌になれ」「あの青い空のように」など十曲を生演奏で披露。両部で講師による生演奏も実施する。
 問い合わせは、音の教室 カリヨン=電044(872)9253=へ。

密にならないように距離を空けて座り、オンラインで子どもたちをレッスンする平松さん(前列)ら講師たち

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