現代アート、触れて!作って!! 横浜の小学校でトリエンナーレ関連イベント 

2020年8月26日 07時10分

工作に取り組む児童を指導するさとうさん(左)

 横浜美術館(横浜市西区)などで開催中の現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」の関連イベントとして、参加アーティストによるワークショップが二十五日、市立みなとみらい本町小学校(同)で行われた。児童らは作品に直接触れ、アーティストと作品作りを楽しんだ。(杉戸祐子)
 「意外と広い」「中で生活できるね」。市内在住のアーティストさとうりささん(48)が出展作品と同じ素材で作った全長五・五メートルのバルーン状の立体作品の内側をのぞき込み、児童が声を上げた。
 さとうさんは一年生六十二人と四年生五十八人に作品作りの過程を説明し、制作の元となる模型も紹介した。さとうさんの指導を受け、児童らは紙を折ったり、のりで貼ったりして紙風船を作る体験もした。
 同館などは当初、子どもの参加を広く募る形の講座を計画していた。新型コロナウイルスの影響で中止とし、代わりに同館近くの同校で児童が現代アートに触れる機会を設けた。
 アーティストを志望する四年の宝蔵寺咲良(さら)ミラーさん(9つ)は「模型を見て大変な仕事と思った。でも、完成すると感動する作品になる」と憧れを募らせた様子。粟田真穂さん(9つ)は「作品に実際に触れて面白かった」と話した。さとうさんは「現代美術は難しいという印象がなくなるといい。いろんな解釈や感想があっていいということを体験してほしい」と願いを語った。
 ヨコハマトリエンナーレは今回で七回目。新型コロナの世界的なまん延以降、世界初の大規模な芸術祭として七月に開幕した。感染予防策として日時指定制の予約チケットを導入し、会期は十月十一日まで。チケットはオンラインと会場窓口で販売している。

さとうさんの作品の中をのぞき込む児童ら=いずれも横浜市西区で

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