平和教育 前橋にも広がれ 来月28日 市民団体が学習会

2020年2月22日 02時00分
 今年八月に戦後七十五年を迎えるのを前に市民団体「前橋に“平和資料館”設立をめざす会」は三月二十八日、前橋市日吉町の同市総合福祉会館で学習会を開く。入場は無料。
 学習会では「渋川市の平和教育の実践について」と題し、同市の中沢守教育長が、校長を務めていた時に作った平和教育のカリキュラムが継承され、現在でも市内の中学で平和教育が続いている現状を話す。
 また運営者の高齢化や後継者と財源不足により三月で閉館する「あたご歴史資料館」(前橋市住吉町)の学芸員原田恒弘さん(82)が七年間の資料館の取り組みを振り返る。
 同会の浅尾剛事務局長(75)は「先進的な取り組みについて知ってもらいたい。前橋の教育現場にも平和教育を広められたら」と話す。会員による総会も午前十時からある。
 同会は五百三十五人が亡くなった前橋空襲で焼け残った登録有形文化財の「旧麻屋百貨店」の保存を訴え、二〇一〇年に設立。百貨店は市の方針で取り壊された。
 会員の二人は昨年十一月に市が始めた「前橋空襲を語り継ぎ、平和資料を収集展示の形の検討会」に委員として名を連ね、戦争資料の継承を議論している。問い合わせは浅尾さん=電027(233)1796=へ。 (市川勘太郎)

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