重機ごと男性が地下タンクに転落か 横浜の米軍施設跡地

2020年8月26日 11時10分

重機が操作していた男性ごと貯油タンクに転落したとみられる現場=26日午前10時3分、横浜市金沢区で、本社ヘリ「おおづる」から

 横浜市金沢区長浜の公園造成現場で25日午後4時ごろ、公園整備の作業中だった重機の姿が消えているのに工事関係者が気付き、119番した。市によると、現場には深さ約30メートル、直径約45メートルの地下式の貯油タンクがあり、重機は操作していた60代男性ごと、タンク内に転落したとみられる。
 神奈川県警と消防が救助に当たったが、2次災害の危険があるとして25日午後7時ごろに中断。26日朝から捜索再開の準備を進めている。タンクは現在は使用されておらず、内部は雨水が深さ9メートルほどまでたまっているという。
 市によると、男性は重機で土砂を仮置きする作業をしていた。タンクはふたで覆われていたが、周囲に柵はなく、重機がふたに乗った際に壊れた可能性があるという。
 市によると、現場は「旧米軍小柴貯油施設跡地」で、戦前に旧日本軍が燃料の貯蔵基地として建設し、戦後は米軍が航空機燃料の備蓄基地に使っていた。2005年に米軍から返還され、市は現在、公園として整備を進めている。

重機を操作していた男性ごと貯油タンクに転落したとみられる現場=26日午前10時5分、横浜市金沢区で、本社ヘリ「おおづる」から(隈崎稔樹撮影)


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