前橋市予算案 2年連続前年度上回る 市債残高は過去最高

2020年2月19日 02時00分

予算案について説明する山本龍市長=市役所で

 前橋市は十八日、二〇二〇年度の一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比で0・2%増となる千四百四十三億二千三百八万円となり、二年連続で前年度を上回った。上武道路沿いの新しい道の駅設置事業や、中心市街地再開発事業補助金が増えたことなどが主な要因。山本龍市長は「八年間の実績を反映してビジョン以上に可視化した施策を見せられる時代に来た。めぶきを応援し、夢をかなえるための予算だ」と説明した。 (市川勘太郎)
 歳入は、個人市民税で0・1%増を見込むが、法人市民税が法人税割の税率引き下げなどで前年度比17・8%減。市税全体で前年度比0・2%(一億一千万円)減と見込んだ。市債は六供清掃工場延命化工事が完了することから百五十四億六千万円で前年度比1・1%減。ただ市債残高は百五十九億八千万円と過去最高になる見通し。
 新規事業では、日赤跡地に計画している「生涯活躍のまち(CCRC)」整備事業で基本・実施設計の委託料として夜間急病診療所分を六千万円、福祉作業所分に三千百四十九万九千円を計上した。
 いじめや虐待の未然防止や学校の対応を法的な側面から支援するため、スクールロイヤーの設置に二百五十万円を充てた。市立の幼、小、中、高校と特別支援学校を四つに分け、群馬弁護士会所属の四人の弁護士が担当する。
 借金に頼らず、市税などで政策経費を賄えるかを示す財政健全化の指標「プライマリーバランス」(臨時財政対策債を除く)は六億円の黒字に転換する見通し。

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