富岡製糸場「西置繭所」 10月3日に本格開館 浪曲や演劇、演奏会で祝う

2020年8月27日 07時47分

西置繭所内に整備されたガラスの多目的ホール=富岡市で

 富岡市は世界文化遺産の富岡製糸場(同市富岡)にある国宝「西置繭所(にしおきまゆじょ)」について、十月三日に本格オープンすると発表した。オープンに合わせ、同二日に記念式典を開き、三日から多彩なイベントで幕開けを祝う。
 二〇一五年から進めていた保存整備工事が四月末に完了。新たにガラスの多目的ホールやギャラリー(資料展示室)が設けられた。
 記念の式典とイベントはいずれも多目的ホールが会場。式典は国や県などの関係者約五十人で開く。オープン当日の十月三日は西置繭所を案内する音声ガイド「浪曲ガイド」を担当した浪曲師の玉川太福(だいふく)さんが浪曲を披露する。
 十月四日は昭和三十年代ごろの製糸場を舞台にした演劇公演。製糸場で働き生活した人々を描いた作品を上演。十月十一日は製糸場設立当時の時代をテーマにした「橘ゆりオルガンコンサート 動乱の時代、この一瞬の音の風景」を開く。
 浪曲と演劇は無料。予約が必要で希望多数の場合は抽選。コンサートはチケット代二千円で先着百人。いずれも富岡市民以外は別途、製糸場見学料が必要。問い合わせは市富岡製糸場課=電0274(64)0005=へ。(石井宏昌)

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