「卯三郎こけし」×村上隆さんコラボ 来月1日から東京・森美術館 限定1000体販売

2020年8月27日 07時48分

卯三郎こけし「富士山ちゃん」 (c)Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd. All Rights reserved.

 世界的芸術家の村上隆さんと、榛東村の工房「卯三郎こけし」が共作したこけし「富士山ちゃん」が九月一〜三日、東京・六本木の森美術館で各日百九十八体販売される。一人一体までとし、価格は六万六千円。美術館で開催中の企画展「STARS展 現代美術のスターたち−日本から世界へ」に合わせたオリジナル作品で、計千体に限定し、次回の販売日は未定。
 企画展は開催予定だった東京五輪・パラリンピックを記念して開いた。高さ約十三センチでおかっぱ姿の作品には、企画展のために制作された幅約二十メートルの桜吹雪の富士山の巨大な絵画「チェリーブロッサム フジヤマ JAPAN」から着想を得た絵を描いた。村上さんと職人が相談を重ね制作したという。サイン入りのきり箱や証明書が付く。
 卯三郎こけしのこけし作家岡本弘行さん(46)は「こけしの魅力を再発見してもらえれば」と話す。
 作品の購入には、美術館への入館が必要。入館は日時指定の事前予約制で、美術館のホームページ(HP)で申し込む。入館料は一般二千円、高校・大学生千三百円、四歳から中学生七百円、六十五歳以上千七百円。会期は来年一月三日まで。期間中は無休。
 企画展では、村上さんや草間弥生さん、李禹煥(リウファン)さん、宮島達男さん、奈良美智(よしとも)さん、杉本博司さんら世界的に高い評価を集める六人の代表作や新作の絵画などを紹介している。
 次回の作品の販売日など企画展の情報は美術館HPで。問い合わせは=電03(5777)8600=へ。(池田知之)

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