駿台学園中Aら4強出そろう 都少年秋季大会

2020年8月27日 08時38分

安定した投球を見せた駿台学園中Aのサブマリン、杉本早由貴(いずれも竹下陽二撮影)

 リポビタントーナメント2020東京都少年秋季軟式野球大会(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は22、23の両日、杉並区の上井草スポーツセンターなどで3回戦と準々決勝が行われ、順当に勝ち進んだ優勝候補の駿台学園中学A(前年度新人戦優勝・北)、江戸川区立上一色中(中体連)、旋風を巻き起こす府中タイガースA(前年度都少年大会優勝・府中)とケープシニア(東久留米)のベスト4が出そろった。準決勝は30日、決勝は9月6日に板橋区の荒川戸田橋緑地球場で行われる。 (竹下陽二)

◆府中タイガース快進撃

マウンドの躍動する府中タイガースの藤澤和也

 府中タイガースAのアレヨアレヨの準決勝進出だ。黒と黄色が基調のユニーホームは阪神タイガースを連想させるが、悪戦苦闘の本家とは違い、こっちのタイガースの快進撃はどうにも止まらない。
 前日の板橋ベースボールクラブAとの3回戦では5−2と安定した戦いぶりで勝利を収めると、この日の足立球友会との準々決勝では1回と3回に1点ずつ入れて、優位に進めた。途中、追い上げる足立球友会の持ち前の気迫あふれるプレーで押され気味になるも、6回、守屋奈央斗の右中間への2ラン本塁打で突き放した。投げては、黒井康滋、藤澤和也の1失点リレーで逃げ切った。

勝利の瞬間、喜びを爆発させる府中タイガースAの選手

 今大会は、昨秋の都新人戦の優勝チーム、駿台学園中Aが優勝候補最右翼でシードされているが、同6月の都少年大会で優勝した府中タイガースもシードされている。しかし、これは、いわゆる、旧チームで1学年先輩の功績。事実、新チームは昨秋の新人戦では1回戦敗退。コロナ渦で実戦の場も奪われ、実力未知数のまま今大会に臨んでいるのだ。
 「先輩たちは強かった。先輩が残してくれた肩書に恥じない試合ができるように、練習で泣き、試合で笑うを合言葉にやってきた」と小林誠英主将。安島修一監督も「選手たちは、1試合1試合、成長している」と目を細めていた。
 あと2試合。タイガースの快進撃はどこまで続くのだろうか?

◆ケープシニア、準決勝「全力で」 決勝で駿台にリベンジだ!!

ベスト4を決めたケープシニア

 ケープシニアは前日の3回戦で強豪・修徳中を撃破して勢いに乗る大塚オールスターズに競り勝ち、堂々のベスト4入りした。
 秋山二郎監督は決勝での駿台学園中Aとの決戦を熱望するが、藤田隼生主将も「駿台には1月の大会で大敗した。その借りを返したい。そのためにも、準決勝を全力で勝ちに行く」と一戦必勝を誓った。

◆修徳中・齋藤が豪快特大弾!!

3回戦1回、修徳中・齋藤が隣面深くに届く特大本塁打を放つ

 修徳中(葛飾)は3回戦で大塚オールスターズに1−8で敗戦。3年生には中学最後の公式戦となった。
 この試合で修徳の3番・齋藤敏哉は1回表、隣の面のマウンド付近まで飛ばす、110メートル超えの特大本塁打を放った。上井草グラウンド全体を騒然とさせたが、修徳中・山崎剛史監督は「あれくらいは飛ばす選手」と平然。本人も「真芯ではなかったし…」と涼しい顔で振り返った。
 1年生から中軸を任され、昨夏、地元・葛飾の奥戸野球場(両翼90、中堅110メートル)で右中間上方の照明を直撃した一撃は、いまや語り草となっている。高校進学後を見据え、コロナ自粛中も筋トレなどに励み、「速球を意識した練習で、最近は打率も上がってきました」と手応え。中学軟式の規格外スラッガーは、今も進化中だ。 (鈴木秀樹)
 ▽3回戦
駿台学園中A(北)7−0八王子WJHBC(八王子)
武蔵ベースボールクラブ(瑞穂)5−1ブラックキラーズ(足立)
立正クラブ(葛飾)5−3府中サンダースA(府中) 
 
上一色中(江戸川)5−1清瀬球友会A(清瀬)
大塚オールスターズ(文京)8−1修徳中(葛飾)
ケープシニア(東久留米)4−1神谷ライオンズ(北)
足立球友会(足立)7−2上馬シニア野球クラブ(世田谷)
 
府中タイガースA(府中)5−2板橋ベースボールクラブ(板橋)
 ▽準々決勝
駿台学園中A8−0武蔵ベースボールクラブ
上一色中7−2立正クラブ
ケープシニア4−2大塚オールスターズ
府中タイガースA4−1足立球友会
(東京中日スポーツ)

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