榛名湖の氷上ワカサギ釣り 2年連続 今季も中止

2020年1月31日 02時00分
 榛名湖(高崎市など)の氷上ワカサギ釣りについて地元の榛名湖漁業協同組合と榛名観光協会榛名湖支部は三十日、今季の中止を決めた。暖冬で湖面が結氷しない状態が続き、今後の天候予想からも十分な結氷が見込めず、利用者の安全確保が困難と判断した。
 暖冬による中止は昨季に続き二年連続。同漁協などによると、榛名湖では東京電力福島第一原発事故の影響によるワカサギの出荷自粛を含め、二〇一二年から六シーズンにわたって氷上のワカサギ穴釣りを中止。一八年冬に七シーズンぶりに解禁されたが、昨季は湖面が全面結氷せず解禁を見送った。
 同漁協の野口正博組合長は「氷点下一〇度以下に下がらないと強度のある氷にならないが、今季は寒い日でも氷点下九度が一度だけ。氷が張っても強い風が吹くと割れてしまう。こんなシーズンは初めて」と嘆く。「ボートを出したいようなありさまだが、たとえ薄い氷でもいったん張れば動けなくなる恐れがあるので難しい。釣りファンから問い合わせをいただいたが申し訳ない」と肩を落とした。 (石井宏昌)

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