新型肺炎 感染予防の取り組み報告 渋川で対策会議

2020年1月31日 02時00分

新型ウイルスの感染予防について議論する参加たち=渋川市で

 中国・武漢を中心とする新型コロナウイルスによる肺炎患者の拡大を受け、伊香保温泉を抱える渋川市は三十日、対策関係機関連絡会議を市役所で開いた。
 会議には高木勉市長や渋川地区医師会の川島理会長などの医療関係者、伊香保温泉旅館協同組合の高橋秀樹理事長など計十七人が参加した。
 参加者は国内でも複数の感染者が出ていることや、同ウイルスは人から人への感染があり、無症状の患者がいたことなどを確認。渋川医療センターで行ったシミュレーションや、公共交通機関の職員がマスクを着用するなど感染予防の取り組みが報告された。
 伊香保温泉観光協会の大森隆博会長によると、同温泉の昨年の外国人宿泊者数は全体の1%ほどの約一万千五百人だった。香港や台湾が八割を占め、中国本土からの観光客は少ないのが現状だという。大森会長は「お客さまにマスクの着用を促すポスターは貼っている。いずれは旅館従業員にもマスクの着用を義務付けるなど予防策を進めたい」と述べた。
 市はコロナウイルスの予防について二十八日からホームページに情報を掲載している。今後、感染が疑われる場合には保健所に電話し医療機関の受診について決めることなどを周知していくという。 (市川勘太郎)

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