三冠目狙う王将戦「上を目指す」 藤井王位が抱負語る

2020年8月30日 05時50分

新王位として選んだ「達」の字を披露する藤井聡太二冠=29日、名古屋市で


 将棋の第61期王位戦(東京新聞主催)7番勝負で木村一基九段(47)に勝ち、2つ目のタイトルを奪取した愛知県瀬戸市の藤井聡太王位(18)=棋聖=が29日、名古屋市の中日新聞(東京新聞)社でインタビューに応じた。藤井王位は三冠目を狙う王将戦について「上を目指す」と抱負を語った。
 王位戦の対局は、藤井王位にとって初めての2日制対局。愛知県豊橋市、札幌市、神戸市、福岡市を転戦し4連勝。封じ手を書いたり、各地の名物を勝負メシで味わったり、さまざまな経験を積んだ。藤井王位は「学ぶべきところは非常に多かった」と振り返り、「どの対局も素晴らしい環境でいい状態で臨めた。第1局と第4局で踏み込めたのは、自分の良さが出せたのかなと思う」と話した。
 次に狙うタイトルは、9月22日に本戦リーグが始まる王将戦。「かなり厳しい戦いになると思うが、1局1局精いっぱい指して上を目指したい」と意気込む。
 現在は高校3年生。2つのタイトルを並行して戦った対局ラッシュは一段落したが、まだ通学を再開できていないという。「数学の公式なども全然頭に残っていなくて…」とはにかんだ。すでに進学しない意向を示しているが、卒業後の身の振り方が注目されている。それについては「まだ決まっていないが、愛知県にいる可能性が一番高い」と明かした。
 インタビューは、後日詳報を掲載する予定。

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