高崎転落死傷 1人が自殺ほのめかす 学校把握 ともに不登校の友人

2020年1月29日 02時00分
 二十七日、高崎市上佐野町の県営住宅から転落し、死傷した市立中一年の女子生徒二人=ともに(13)=は、いずれも不登校になっていて、死亡した生徒が昨年十二月、二人で自殺することをほのめかしていたことが分かった。学校側も把握しており、それぞれの保護者と対応を話し合っていたという。
 市教育委員会や学校関係者によると、二人は同じ小学校を卒業した友人。中学の一学期から欠席がちで、死亡した生徒は昨年九月、もう一人は同五月ごろから不登校が続いていた。
 昨年十二月に別の生徒から「『二人で二月に自殺する』と話していた」と報告を受け、学校がそれぞれの保護者と面談し、行政の相談窓口を紹介するなど対応を話し合っていたという。
 同校では毎月、生徒にいじめなどについてのアンケートを実施しているが、いじめ等の兆候を示す記述はなく、不登校や自殺をほのめかした原因などについてはつかめていないという。
 同校では二十八日、全校集会や保護者会を開き、生徒や保護者に転落の概要を説明した。
 同校の校長は「このようなことになり、大変心を痛めている。生徒の心のケアを最大限心掛けていきたい」と語った。 (石井宏昌)

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