桐生ゆかりの芸術家8人 大川美術館で企画展 3月22日まで

2020年1月27日 02時00分

桐生の街を元に描いた「ショッピングモール」と山口晃さん=いずれも桐生市の大川美術館で

 桐生にゆかりのある8人の芸術家を紹介する企画展「桐生のアーティスト 2020」が、桐生市小曽根町の大川美術館で開かれている。東京五輪・パラリンピックの公式ポスターを手掛けた山口晃さんの作品など、49点を集めた。3月22日まで。 (池田知之)
 桐生市の出身や活動拠点を置く一線の作家を集めた企画展は、同館では初めての試み。山口さんや森村均さん、丸尾康弘さん、小松原洋生さん、金原寿浩さん、小林達也さん、石原彰二さん、圓山(まるやま)和幸さんの意欲作が並んでいる。
 東京生まれ、桐生市育ちの山口さんの作品「ショッピングモール」は、桐生市の街並みを元にした鳥瞰図(ちょうかんず)。駅前をショッピングモールに見立てた作品だ。桐生市で「Art Barn 森村美術研究所」を主宰し、後進を育てている森村さんは、金属の環が風で揺れる立体作品「ただようかたち」のシリーズなどを出展した。
 ほかにも、具象画や抽象画、彫刻など、それぞれの作家が表現した多彩な作品が並んでいる。
 山口さんは「大川美術館は、わが街の美術館として、大勢の市民に足を運んでほしい」と話す。
 大川美術館の田中淳館長は「繊維産業で栄えた桐生はデザイナーらが活躍したこともあり、アーティストを受け入れる素地がある。素晴らしいアーティストがいるのを知ってもらえれば」と来館を呼び掛けている。
 入館料は一般千円、高校・大学生六百円、小中学生三百円。月曜休館。月曜日が祝日の場合は翌日休館。問い合わせは大川美術館=電0277(46)3300=へ。

「『ふたつの楕円』-ただようかたち2020」と森村均さん

関連キーワード


おすすめ情報