菅氏あすにも立候補表明 自民党総裁選、小泉環境相は「河野氏応援」

2020年8月31日 05時55分
菅義偉官房長官

菅義偉官房長官

◆14日投開票調整

 退陣表明した安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選を巡り、菅義偉すがよしひで官房長官は立候補する意向を固め、二階俊博幹事長らに伝えた。9月1日にも表明する。党関係者が30日、明らかにした。二階派は支持する方向だ。出馬意欲を示す岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長らの動向が今後の焦点となる。自民党は総裁選を9月8日告示、14日投開票とする日程を調整。17日に臨時国会を召集し、新首相を選出する段取りを想定している。
 関係者によると、菅氏は29日夜、二階氏、林幹雄幹事長代理、森山裕国対委員長と会い「総裁選日程が決定したら正式表明したい」と伝達。二階氏は「頑張ってください」と激励した。菅氏は30日、国会周辺で支持議員と会うなど調整を進めた。菅氏に近い無派閥議員らは近く出馬要請する。
 二階派は30日に幹部会合を開催。河村建夫元官房長官は記者団に、菅氏支持へ「空気が生まれつつある」と語った。
 岸田氏は最大派閥細田派の細田博之会長、第二勢力麻生派の麻生太郎副総理兼財務相、鈴木俊一総務会長、森喜朗元首相と個別に面会し、支援を求めた。岸田氏は「ご指導をお願いした」と記者団に語った。岸田派会合でも情勢分析を進めた。
 石破氏は、菅氏の動きについて記者団に「一緒に政権を奪還した信頼する人だ」と歓迎。自身の出馬には「党員が選んだという正統性がなければ、強力な政治を進める上でハンディになる」と述べ、党員・党友投票の有無を見定めた上で判断する考えを示した。この後、石破派会合では対応を石破氏に一任した。
 動向が注目されていた小泉進次郎環境相は記者団に「河野太郎防衛相が出馬すれば応援する」と明言した。自身の出馬は否定した。河野氏は小泉氏の発言について記者団に「ありがたい。総裁選がどういう選び方になるのかを見ながら皆さんと相談して決めたい」と言及。自身に近い議員と集まり情報交換した。
 このほか細田派、谷垣グループの所属議員がそれぞれ集まり、今後の対応を協議した。 (共同)

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