P&G、親子の外出を支援 道の駅におむつ交換台寄付 川場村などに設置
2020年1月24日 02時00分
赤ちゃん用おむつ「パンパース」を展開するプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G、神戸市)は、全国の道の駅などにおむつ交換台を寄付する取り組みを始めると発表した。今年中に約百台の設置を目指す。親子の外出を支援し、ブランドの認知向上を狙う。
「全国道の駅連絡会」と連携する。「みわ」(茨城県常陸大宮市)「川場田園プラザ」(川場村)には二十一日に設置を終えた。「むなかた」(福岡県宗像市)「許田」(沖縄県名護市)には二月上旬に設置し、さらに増やす計画だ。
全国に約千百六十カ所ある道の駅のうち、おむつ交換台があるのは約五十カ所にとどまるという。道の駅連絡会は二〇二五年までに約六百カ所に広げる目標を掲げる。
P&Gは今後、公共施設や大型商業施設にも対象を拡大するほか、ベビールームの設置も支援する考え。担当者は「外出を遠慮する親の心配を解消したい」と話している。
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