安野光雅さん企画展 温かみある風景画など150点 県立館林美術館 

2020年8月31日 07時15分

安野光雅さんが描いたロンドンの「ビッグベン」=館林市の県立館林美術館で

 広い世代から人気を集めている画家で絵本作家の安野(あんの)光雅さん(94)の企画展「安野光雅 風景と絵本の世界」が、館林市の県立館林美術館で開かれている。温かみのある風景画や植物画、謎解きが楽しめる空想的な絵本原画などを紹介している。九月二十二日まで。
 安野さんは一九二六(大正十五)年、島根県津和野町の生まれ。六八年に初めての絵本「ふしぎなえ」を発表。八四年には「子どもの本のノーベル賞」ともいわれる「国際アンデルセン賞」を受け、世界的評価も受けている。
 津和野町立安野光雅美術館の協力を受けた今回の企画展では、約百五十点を展示。「旅の絵本3(ローマ数字の3)」の「イギリス編」の原画は、れんが造りの家々や草をはむヒツジなどの様子、名所のストーンヘンジ、にぎやかなロンドンの街並みなどが描かれている。
 その絵の中には、英国の児童小説「不思議の国のアリス」や「くまのプーさん」などのキャラクターも登場させている。
 このほか、日本の昔話「舌切りすずめ」の切り絵や、幼い頃の思い出をユーモアあるイラストとともにつづったエッセーなども集めた。ミュージアムショップでは、展示されている原画を用いた絵本なども販売している。
 観覧料は一般六百二十円、大学・高校生三百十円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは同館=電0276(72)8188=へ。(池田知之)

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