災害時、ペット救護支援 富岡市と県獣医師会 24日に協定締結

2020年1月22日 02時00分
 災害時に犬や猫など被災したペットの救護や飼い主への支援につなげようと、富岡市と県獣医師会(神谷英樹会長)は二十四日、災害時における愛護動物の救護活動に関する協定を結ぶ。県獣医師会によると、同様の協定は県、館林市とそれぞれ締結しており、県内自治体では三例目という。 (石井宏昌)
 協定では地震や台風による風水害など市内で大規模災害が発生した際、被災したペットの救護や応急処置を行い、ペットの健康管理や健康相談にも対応する。避難所などでペットを飼えない場合に一時保護や収容を行い、はぐれてしまった動物について情報の収集や提供をする。
 富岡市危機管理課によると、昨年十月の台風19号で避難所を開設した際、市民からペットとの避難について問い合わせが相次いだ。避難所によっては動物の受け入れが困難で、あらためてペットとの同行避難などが課題になったという。同課の担当者は「飼い主にとって愛護動物は家族同然。協定を機に避難所の対応などについて市全体で共通認識を持って取り組み、市民が安心できる環境を整えたい」と語った。
 二〇一一年三月の東日本大震災では東京電力福島第一原発事故によって緊急避難を余儀なくされたことから、多くの動物が取り残されて飼い犬や猫などが野良状態になったり、ペットとの避難生活が課題になったりした。こうしたことを踏まえ、環境省は一三年、飼い主の対応や自治体などの支援を記載した災害時のペット救護対策ガイドラインを作成(一八年に改訂)している。

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