<山崎まゆみのようこそ!バリアフリー温泉>高齢者ワクワク!オンラインツアー 中継ハプニングも楽しく

2020年9月1日 07時52分

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 「施設に入っている高齢者は、冬を越えてやっとお花見や母の日、父の日と外出できるイベントがめじろ押しでした。それが全てキャンセルになりました」
 高齢者の外出支援を担う鹿児島市在住のトラベルヘルパーの堤玲子さんが話してくれました。「私も仕事がなくなる辛(つら)さがありましたが、高齢者もご家族もスタッフも、みんなが辛いんだと思ったら、こんな時だからこそ明るく笑ってほしいとオンライン観光を思いつきました」
 施設の高齢者に向けて鹿児島オンライン観光=写真<1>=を届けました。「お年寄りに声が届くかなと心配もありましたが、終わるころには参加者が鹿児島の思い出を語り始めてくれて、私たちの方が感動してしまいました」
 高齢者にとってオンラインツアーとの相性はよさそうです。以前に東京トラベルパートナーズが実施した「鎌倉長谷寺あじさい路」の反響を取り上げました。

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 二回目に予定した沖縄ツアーは、実施前日に沖縄県独自の緊急事態宣言が発令されたため中止。後日、長野県の善光寺などを巡るツアー=<2>=を開催しました。「途中、雷雨や機材トラブルもありましたが、見ている方としては、雷雨の音すら涼しげに感じられました」(施設職員)と参加者は中継のハプニングさえ楽しんだ様子=同<3>。

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 「外出歩行訓練もできず、施設の利用者さんたちもストレスがたまっています。太陽を浴びて汗だくになるリポーターのアキラ100%さんを見て疑似体験できました」「生中継と知って、皆さん真剣に見ていました」(同)と多くの喜びの声が届きました。

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 三回目はフランスのパリからに決定。現地の撮影交渉は、販売会社のベルトラ、フランス観光開発機構が協力し、旅のリポーターはパリ在住の作家辻仁成さんが担います。目玉はベルサイユ宮殿からの中継です。
 パリでは朝、日本時間は午後という地球規模のオンラインツアーが決行されます。
 「オンラインツアーは介護旅行の一つの形として大きな需要があることがわかりました。コロナが終息してからも、現地へ行ける高齢者には案内し、行けない人にはオンラインツアーを実施していくことになると思います」(栗原茂行社長)=同<4>。

◆データ

次回のオンラインツアーは9月20日(日)15時半〜、パリ市内散策。21日(月)17時〜、ベルサイユ宮殿。問い合わせは東京トラベルパートナーズ 〒151 0053 東京都渋谷区代々木3−22−7 新宿文化クイントビル14階。電03(6275)2221 info@ttps.co.jp

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