映画「ホテル・ルワンダ」モデルの元ホテル支配人、テロ容疑で逮捕 強権的な大統領を非難 

2020年9月1日 10時11分
2004年12月、米ビバリーヒルズで女優アンジェリーナ・ジョリーさん(左)とポール・ルセサバギナ氏=AP・共同

2004年12月、米ビバリーヒルズで女優アンジェリーナ・ジョリーさん(左)とポール・ルセサバギナ氏=AP・共同

  • 2004年12月、米ビバリーヒルズで女優アンジェリーナ・ジョリーさん(左)とポール・ルセサバギナ氏=AP・共同
 【ロンドン=藤沢有哉】東アフリカ・ルワンダの民族大虐殺の際、多数の避難民を救ったとして映画「ホテル・ルワンダ」で英雄として描かれた元ホテル支配人のポール・ルセサバギナ氏(66)が、テロ容疑などでルワンダの捜査当局に逮捕された。捜査当局が8月31日、発表した。
 英BBC放送によると、同氏は1994年の大虐殺後、国外に亡命。強権的なカガメ・ルワンダ大統領を非難していた。
 捜査当局はツイッターで公開した声明で「武装した過激テロ組織の創設者、資金提供者などである疑いがある」と主張している。逮捕した場所などについては公表していない。
 大虐殺では、政府軍やフツ人の強硬派民兵組織がツチ人らを襲い、約80万人が犠牲になった。「ホテル・ルワンダ」(2004年)は、ルセサバギナ氏がホテルマンとしての立場や人脈を生かして避難民を保護する姿を描き米アカデミー賞などの候補になった。
 同氏は05年、米国の文民に対する最高位の勲章「大統領自由勲章」を受賞するなど国際的に称賛された。

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