前橋市の六供温水プール 解体へ 24年度末までに

2020年9月2日 07時31分

スライダープールを備えた六供温水プール=前橋市で

 前橋市は長年にわたり市民らに親しまれてきた同市六供町の「六供温水プール」を、二〇二四年度末までに解体する方針を決めた。隣接する汚水処理施設「前橋水質浄化センター」の下水処理施設が老朽化したため、プールの跡地を含めた敷地に新たな処理施設を建設する計画。
 プールは市が一九九一年に開業させ、現在は市まちづくり公社が指定管理を務める。二十五メートルプール、一周百八メートルの流水プール、長さ四十九メートルと五十八メートルで建物外を通り室内に戻るスライダープールなどがある。市内外から家族連れなどが訪れ、二〇一九年度の利用者は延べ約十一万人。
 汚水やし尿などを処理するセンターは、最も古い処理施設が建設から五十七年が経過。市内の下水道は現在の施設に向けて敷設しているため、市は施設を稼働しながら敷地内に新施設を建て替える基本構想を策定した。建設期間は二〇二五〜四九年度の二十五年間とし、総事業費は約三百二十三億円を見込む。
 基本構想ではプールを解体した後、跡地に管理棟や処理施設を建設する。プールの利用終了や、解体工事の時期は未定。
 現時点で新たなプールを建設する計画はなく、市スポーツ課は「市内プール全体のあり方については今後検討していく」と話している。 (市川勘太郎)

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