さらば、ごみの過剰包装

2020年9月2日 07時52分
 台所に、食パンの空き袋が置いてあった。捨てようとすると、「ダメ! ごみ袋にするんだから」と家人に怒られた。
 そうか、生ごみにちょうど良い…。
 スーパーなどでレジ袋が有料となり、わが家でもごみ袋が不足するようになった。世間では新品のごみ袋が売れているという。しかし、買う側にはくみしたくない。
 魚や貝の体内からプラスチック破片が見つかる時代となり、海外ではレジ袋の有料化や使用禁止が進む。日本の遅れは明らかだ。
 うちでは食パンなどの空き袋、古新聞で作った袋を使い、水気を切った生ごみをまとめることにした。食べ残しは極力なくし、総菜などのトレーはさっと洗って資源化を徹底する。汚れ物は大幅に減った。
 念のため、自治体に問い合わせて驚いた。実は、食パンの空き袋も資源ごみだという。分別すればプラ製品に再生されるのだ。目印の「プラマーク」が印刷されていた。
 恥ずかしながら、初めて意識したプラマーク。よく見れば、納豆パックの小さなたれの袋にまで印刷されている。
 今までは資源も生ごみも一緒にし、臭いを気にして二重のレジ袋でくるんでから大きな袋に捨てることもあった。過剰包装だったと反省している。レジ袋の有料化を機に、さまざまな家庭で「捨て方」の改革が進むことを期待したい。 (臼井康兆)

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