狙いは次期政権のポストか…3派閥会長そろって「菅氏」

2020年9月2日 21時26分

共同記者会見する3派閥の会長。(左から)麻生太郎氏、細田博之氏、竹下亘氏=2日、国会で


 自民党細田派の細田博之会長、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相、竹下派の竹下亘会長が2日、国会内でそろって記者会見し、安倍晋三首相(党総裁)の後任を決める総裁選で、菅義偉官房長官の支援を表明した。菅氏優勢を演出し、次期政権で閣僚などのポストと影響力を確保する狙いとみられる。
 3氏は、菅氏の総裁選への出馬表明後に会見を開いた。細田氏は「7年8カ月、官房長官として首相を支え、さまざまな困難と闘ってきた菅氏が業務を引き継ぐことが最善だ」と強調。麻生氏も「政策をきちんと継続していただける方」と評価した。
 菅氏は出馬を表明した記者会見で、派閥主導の擁立ではないかと問われ「派閥の連合で推されてここにいるわけではない。私自身の判断によって出馬を決意した」と反論。一方で「派閥にはいいところも、悪いところもある」と、派閥について一定の評価も示した。 総裁選の情勢に対し、野党からは「派閥の力学的なものが前面に押し出されてきた」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)との声が出ている。(清水俊介)

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