世界遺産で永遠の愛を誓う 富岡製糸場「西置繭所」で結婚式

2019年12月27日 02時00分

西置繭所内の多目的ホールのイメージ図(富岡市提供)

 富岡市などは、世界文化遺産「富岡製糸場」の西置繭所で来年七月上旬に結婚式を挙げるカップル一組の募集を始めた。四月末に保存整備工事が完了する西置繭所の利活用を探るモデルイベントの一つで、式をプロデュースする企画運営会社は「世界中の人から大切にされる場所で人生最高の瞬間を」と呼び掛ける。 (石井宏昌)
 ウエディング企画運営会社「POINT MAKERS(ポイント・メーカーズ)」(長野県軽井沢町)が行う「シルク・ウエディング」で、招待客の人数は三十~六十人。費用は二百五十万円から。製糸場の歴史を踏まえ、ウエディングドレスのベールやネクタイなどの小物、引き出物などに絹を使った製品の提案も検討するという。
 来年一月下旬まで募り、選考の上で決定する。
 国宝でもある西置繭所は繭を保存していた施設で、市が二〇一五年度から保存整備工事を実施。一階に構造補強用の鉄骨を骨組みにしたガラス張りの多目的ホールを設け、多彩なイベントの会場として活用を計画する。
 十月の本格オープンを前に、実証実験として学会や市民向けの催しなどを予定しており、結婚式もその一環として企画した。
 市富岡製糸場課の担当者は「利用者のさまざまな意見を今後の運用に反映させ、世界遺産の価値や魅力を伝えつつ多くの人々が集う場にしていきたい」と期待する。
 結婚式の問い合わせは企画運営会社=フリーダイヤル(0120)131775=へ。

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