おくやみ窓口 来月1日開設 手続き簡素化、遺族の負担減 富士市役所で

2020年9月4日 07時35分

市民課窓口に開設予定の「おくやみ窓口」=富士市役所で

 富士市は三日、身内の人らが亡くなった後に役所で必要な手続きを簡素化させる総合窓口「おくやみ窓口」を、十月一日から開設すると発表した。担当者は「遺族の負担を減らせるように、できるだけ手続きが一カ所で早く済むようにしたい」と語る。
 市によると、亡くなった人の課税状況や資産の有無などに応じて、必要な手続きは最大で十七課にまたがる。建物が分散しており、複数の課を巡るのは一苦労だった。窓口が変わるたびに待ち時間も発生、市民からは改善を求める声が寄せられていた。
 そのため、市役所二階の市民課に総合窓口を設置。予約を受けた後、担当各課で情報共有し、手続きに必要な申請書類を事前に準備しておく。一枚一枚に住所や名前などを記入しなくても済むよう、基本情報が印字された状態で書類を手渡す。担当課に足を運ばないとできない手続きも一部あり、その場合は担当課まで案内する。
 窓口は一カ所で、一日で最大四件程度を受け付ける。利用状況を見ながら窓口数を増やすことも検討する。市によると、二〇一九年度に亡くなった市民は二千六百五十六人。県内では藤枝市や富士宮市などが同様の窓口を開いている。(佐野周平)

関連キーワード

PR情報

静岡の最新ニュース

記事一覧