6日決戦 ケープシニア×駿台学園中A 都少年秋季大会

2020年9月4日 08時38分

決勝進出を決めたケープシニア(いずれも竹下陽二撮影)

 リポビタントーナメント2020東京都少年秋季軟式野球大会(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は30日、板橋区の荒川戸田橋緑地野球場で準決勝が行われ、事実上の決勝戦とも言われた駿台学園中学A(前年新人戦優勝・北)と上一色中(中体連・江戸川)の一戦は、駿台学園中が快勝。さらに、勢いに乗るケープシニア(東久留米)は、府中タイガースA(府中)に競り勝ち、決勝に駒を進めた。決勝は6日に同球場で行われる。 (竹下陽二)

◆ケープシニア、接戦制す

 ダークホースのケープシニアがトラ旋風を巻き起こした府中タイガースとの接戦を制して、決勝に名乗りを挙げた。
 決して、派手な勝ち方ではない。むしろ、泥くさい。1回裏1死二、三塁で内野ゴロの間に先制。3回表に追いつかれたものの、4回2死満塁で藤田隼生が左前適時打で2点を勝ち越し。
 決勝進出の原動力は、エース・小林駿斗。この日も落ち着いたマウンドさばきを披露。2回表無死一、二塁のピンチ。送りバントを俊敏なフィールディングで三塁に送球し、走者を刺した。さらに、けん制球で刺し、自らピンチを脱出。これが、勝敗の分岐点。ケープシニアの投手陣は小林だけではなく、6回から2番手・清水僚弥が登板し2イニングをピシャリ。この2枚看板は、ケープシニアの強みだ。
 藤田主将は「楽しくやって、優勝しようが合言葉。今日も楽しかった。接戦に勝って、大きなものを手に入れた。駿台学園中Aとは、1月のニューイヤーの決勝で途中まで勝ってて、終盤にひっくり返された。リベンジしたい」と力を込めた。
 ▽秋山二郎監督「決勝で駿台とやりたいと言い続けて、その通りになった。駿台も同じ中学生。付け入るスキはある」

◆駿台学園中A 宿敵撃破

ピンチを切り抜けた野手を出迎える駿台学園中Aのベンチ

 優勝候補最右翼の駿台学園中Aがライバルの上一色中に快勝して、堂々の決勝進出だ。
 1回裏の先制パンチが効いた。いきなりの無死一、二塁の好機をつかんで敵失でまず1点。2死二、三塁とし、小島大輝が中越えの2点適時二塁打を放ち、この回3点。
 先発・杉本早由貴は3回まで無失点も4回、先頭打者に四球を出すと、木津寿哉にスイッチ。駿台はこの継投策で準決勝まで無失点を続けてきたが、木津の調子が今ひとつ。2死満塁で今大会初失点となる適時打を許し1点差に。たが、3番手の林謙吾が後続を断ち切り流れを引き戻した。
 新チームになって、上一色とは、各大会の決勝で3度対戦して3連勝。今回は、準決勝だったが、これで、4連勝。投打にバランスが取れていることは言うまでもないが、ベンチもよく声が出て、一丸となって戦っている様子がうかがえる。林主将は「練習の時から、全員で戦う空気をつくるようにしている。ちょっとでも、気を抜いたらやられる。決勝で一丸野球で勝ちたい」と話していた。
 ▽西村晴樹監督「決勝戦も野球ができるという感謝の気持ちを持ちつつ、勝負にこだわって戦いたい」
 ▽準決勝
駿台学園中A5−2上一色中(6回時間切れ)
ケープシニア3−1府中タイガースA
(東京中日スポーツ)

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