松の子スパークス悲願の頂点!! 学童新人江戸川大会

2020年9月3日 02時00分
 東京新聞杯争奪第38回東京都学童軟式野球大会新人戦(20日開幕・板橋)への出場権を懸けた江戸川支部予選(江戸川区学童少年軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は8月23日、同区の臨海球技場で決勝などが行われ、松の子スパークスがブルーシャークスクラブを破り初優勝を飾った。区代表は、この2チームに加え、しらさぎが第3代表に決まった。 (都丸満)
 ▽決勝
松の子スパークス
     3102|6
     0000|0
ブルーシャークスクラブ
 (4回降雨コールド)
(松)伊藤謙真−後藤蒼汰
(ブ)昆野央宙、林航世、山岡嵐士−市川治


苦境乗り越え一丸


[photo] 創部45年で区大会初優勝し第1代表を獲得した松の子スパークス


 創立45年の松の子スパークスが悲願の区大会初優勝を飾り、第1代表の座を獲得した。
 1、2回戦を苦しみながらも勝利すると、「そこから波に乗れた」と高田芳春監督。だが、一難去ってまた一難。準々決勝、準決勝では、カギの遊撃手・森澤柊太が体調不良で途中欠場。だが、「(森澤を)決勝に連れて行こう」と逆に「チームがまとまった」と指揮官。その穴を3年生の前川莉緒菜らがしっかりカバー。そこに、0−1で敗れた昨年の低学年大会での悔しさも加わり、苦しみながらも一歩ずつ階段を上った。

[photo] 松の子スパークスの先発・伊藤謙真。4イニング無安打4三進1四球の好投を見せホームを守った


 決勝では、2回表の攻撃中に約1時間15分の降雨中断もあったが、初回に3番・伊藤謙真の中前打などで3得点した松の子が、再開後も流れを離さず、“復活”した森澤の左前適時打で1点、4回にも2点を加えた。投げては、先発・伊藤が4回に四球で唯一の出塁を許したものの、二塁を踏ませぬ好投を披露し、無安打でホームを守った。4回終了時には再び降雨で中断、再び再開することができず、コールドゲームが成立し栄冠を手にした。

[photo] 1回表無死二、三塁、後藤蒼汰のバントで二走・伊藤謙真が一気に3点目のホームに滑り込んだ


 「力を合わせてよく頑張った。良いチームになりました」と高田監督。前川隼人主将は「みんなが協力して優勝できて良かった」と喜んだ。初めての都大会では、「楽しんで勝ち上がっていきたい」と力を込め、高田監督は「一つずつ丁寧に戦って、結果がついてくれば」と期待していた。


◆松の子スパークス優勝メンバー◆
(10)前川隼人(0)森澤柊太(4)中雄麻(5)伊藤謙真(6)佐竹玲南(8)後藤蒼汰(9)藤沼孝輔(11)星野壮太(12)工藤壮太(13)山田彪翔(14)前川莉緒菜(15)工藤美咲(16)後藤明莉(17)来宝蒼太(18)徳井陽祐


ブルーシャークス準V 8年ぶり都大会


[photo] ブルーシャークスクラブは決勝で破れたものの堂々の準優勝で第2代表をゲットした


 ブルーシャークスクラブが準優勝で、2012年の全国大会東京都予選以来の都大会出場を決めた。
 決勝まで勝ち上がり「ラッキーでした」と山岡隆太監督は言うが、初戦からの4試合で56得点、失点は5と投打がガッチリかみ合い、危なげなく駒を進めた。
 だが、この日は相手投手の好投を前に、外野に飛んだのは13打席中1本のみ。「何もできませんでした。しっかり打てれば」と振り返った指揮官。山岡嵐士主将も「バッティングができていなかった。負けて悲しかった」と敗因を語った。
 それでも8年ぶりの都大会に向け、「課題を修正して一つでも勝てるように、一丸となって頑張りたい」と山岡監督。山岡主将も「打って、守って、走って勝ちたい。目標は優勝です」と力強く語った。


◆ブルーシャークスクラブ準優勝メンバー◆
(10)山岡嵐士(11)内藤辰春(12)昆野央宙(13)林航世(14)市川治(15)宮司航汰(16)永島海璃(17)森本航太(18)石田流輝(19)浅川千咲子(20)堀田恭之介(21)尾上陽春(22)山岡楓真(23)市川実玖(24)石田波瑠(25)尾上朝陽


しらさぎ ラスト切符ゲット


 しらさぎが最後の代表の座を手にした。

[photo] ラスト切符を獲得したしらさぎ


 初回、篠崎コンバットが堀木仁之亮主将の3ランで先制。その裏、しらさぎも石川稜大の二塁打などで2点を返し打撃戦に。雨による中断を挟み、両者1点ずつを追加した3回裏、雨がいよいよ強さを増し再度中断。その後コンバットより棄権が言い渡され、しらさぎの代表が決定した。しらさぎの森下凌主将は「先制されたが焦らずに試合に臨めた。都大会では、最大限の力を引き出し、上位を狙います。大会までにメンタルを強くしていきたい」と力強く語った。 (菅原直樹)


◆しらさぎ第3代表メンバー◆
(10)森下凌(11)熊田修大(13)古正遥真(14)文倉康佑(15)林譽准(16)山田晴朝(21)三田敦己(22)大薗祐太(23)井出上和稜(24)片桐悠人(25)石川稜大(26)横田淳平(27)横川煌(31)小林大也(32)永山温大(33)丸山寛太(34)小杉教晴(35)榊原旭冴(36)小島大空(37)高橋仁(38)柳田蒼空


 【大会個人賞】


▽最高殊勲選手賞 伊藤謙真(松)▽最優秀選手賞 藤沼孝輔(同)▽優秀選手賞 昆野央宙(ブ)古正遥真(し)西舘琉偉(篠崎コンバット)▽優勝監督賞 高田芳春▽ホームラン賞 苅部礼翔(南篠崎ランチャーズ)


(東京新聞・東京中日スポーツ)

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