中小企業庁長官が体調不良で休養 「前田ハウス」電通関係者と会食

2020年9月5日 06時00分
中小企業庁の前田泰宏長官が米国で開いた「前田ハウス」と称したパーティーのチラシ

中小企業庁の前田泰宏長官が米国で開いた「前田ハウス」と称したパーティーのチラシ

 梶山弘志経済産業相は4日の記者会見で、前田泰宏中小企業庁長官が体調不良で7月下旬から休んでいることを明らかにした。
 中小企業庁は、持続化給付金や家賃支援給付金といった新型コロナウイルス対策の政策を所管している。前田氏の不在について、梶山氏は「次長らがしっかり対応している」と述べた。
 前田氏は2017年、米国で開かれたビジネスイベントを公務で訪れた際、知人が借りた会場近くのアパートを「前田ハウス」と称して連日パーティーを開催。この場に、20年度1次補正予算分の持続化給付金事業を受託した一般社団法人サービスデザイン推進協議会の設立に関与した元電通社員が出席しており、6月に閉会した通常国会で野党から追及を受けていた。
 一方、今週発売の週刊文春は、給付金と別の事業で、中小企業庁が特定の民間企業と癒着している疑惑を報道。この点について、梶山氏は「複数の企業と連携に向けた意見交換を行っており、癒着との指摘は当たらない」と述べた。(妹尾聡太、桐山純平)
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