石破氏が政策を発表「公平・公正な政治目指す」 不信生んだ安倍政権を意識

2020年9月5日 06時00分
記者会見する自民党の石破元幹事長。総裁選で打ち出した政策集「石破ビジョン」を発表した=4日午後、国会で

記者会見する自民党の石破元幹事長。総裁選で打ち出した政策集「石破ビジョン」を発表した=4日午後、国会で

 自民党総裁選への立候補を表明している石破茂元幹事長は4日、記者会見を開き、政策集を発表した。森友・加計学園問題などで国民に不信感を広げた安倍政権を意識し「納得と共感の政治」を掲げ、「透明・公平・公正な政治・行政」を目指すと明記した。
 経済政策では、「ポストアベノミクスへの展開」が必要だと主張。安倍政権下で拡大した格差の是正や、子育て世代などへの財政支援による経済活性化を図ると強調した。近年の地震や大型台風による被害の頻発などを踏まえ、1000人規模の専任職員で構成する「防災省」を創設して、減災に注力することも打ち出した。
 憲法については、安倍晋三首相が意欲を示した9条への自衛隊明記などの改憲4項目ではなく、2012年に党がまとめた改憲草案を基に、他党との協議に臨むとした。保守層の支持が厚い首相との差別化を図る狙いから、LGBT(性的少数者)を含む「全ての人が多様な生き方を楽しめる新時代を実現する」ことも盛り込んだ。(山口哲人)

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