水害時、どう避難する? ハザードマップ活用 江戸川の小学生学ぶ

2020年9月7日 07時22分

授業でハザードマップを見る児童=江戸川区で(区提供)

 江戸川区立江戸川小学校(江戸川一)で「防災の日」の一日、四年生が「江戸川区水害ハザードマップ」を活用した社会科の授業を初めて受けた。水害の危険性が身近にあると知ってもらい、発生時の対応や自身の避難計画を考えてもらう取り組みだ。
 授業では、過去の水害の事例としてキティ台風(一九四九年)で浸水した平井駅の映像を視聴。この後、ハザードマップで自宅の場所を確認した。家が浸水するかもしれないと知った子どもからは「大切なものを持って逃げる」「避難する場所を決めておかないと」などの声が上がった。
 箭内姫奈詩(やないひなた)さん(9つ)は、「江戸川区は、ほとんど水没してしまう可能性があると知りびっくりした。住んでいる場所は低い土地にあるので、早めに避難しないといけないと思った」と感想を述べていた。
 授業をした担任の鈴木淳(じゅん)教諭(37)は「授業を通して、水害を自分のこととして捉えて、自分の身は自分で守れるように知識をつけてほしい」と期待した。
 ハザードマップは、陸域の七割を海抜ゼロメートル地帯が占める区が、区民の広域避難に役立ててもらおうと昨年五月に作成。区内全戸の約三十四万世帯に配布した。
  (井上幸一)

関連キーワード

PR情報

東京の最新ニュース

記事一覧