放射線測定で分かる福島の今 東大・小豆川助教のオンライン講演会 来月4日、視聴希望者募集

2020年9月7日 07時58分

福島県大熊町で放射線量などを調査する小豆川さん(2019年撮影、とこらぼ提供)

 東京大大学院総合文化研究科の小豆川(しょうずがわ)勝見助教が講師を務めるオンライン講演会「現場に通い続けて10年目、福島の今〜放射線測定を通じて分かること」が、十月四日に行われる。主催する所沢市の市民団体「所沢・市民放射線測定室」(とこらぼ)が視聴希望者を募集している。
 小豆川さんは東京電力福島第一原発事故の発生後、現地周辺へ赴き、原発から放出された放射性物質の測定を続けている。とこらぼでは、事故の記憶を風化させないため、年一回ほどのペースで小豆川さんを招いての講演会を市内で実施。コロナ禍の今年は、密集を避けるためオンライン方式に切り替えたという。
 オンライン講演では、防護服を着用した小豆川さんが福島県の帰還困難区域で調査した際の録画映像を視聴できる。小豆川さんの研究室と、とこらぼ測定室をつないだ質疑応答もある。
 講演会は十月四日午後二時〜四時。視聴無料。希望者は、とこらぼのホームページ(名称で検索)の申し込み欄からアクセスする。後日、とこらぼから視聴方法の案内が届く。
 とこらぼ代表の上石(あげいし)正明さんは「小豆川さんの継続的な研究には、皆さまの支援が必要です」と寄付を呼び掛けている。詳細は小豆川さんのウェブページ=http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kshozugawa/donation.html=へ。(加藤木信夫)

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