中3に合格祈願手形贈る 安中市商工会、436人に

2019年11月27日 02時00分

贈られた合格祈願通行手形を手にする生徒ら=安中市で

 学者大名としても名高い幕末の安中藩主・板倉勝明(1809~57)にあやかり、目指す志望高に合格してもらおうと、安中市の中学3年生436人に「合格祈願通行手形」が贈られた。
 勝明は、心身を鍛えるため藩士を長野県境熊野神社まで走らせた「安政遠足」でも知られ、多くの著書も残すなど文学、医学、兵学にも造詣が深く、藩士にも学問を奨励した。同志社を創立した新島襄にも蘭学を学ばせ、同志社創立の礎を築いたともいわれる。
 安中市商工会が、勝明の業績を知ってもらおうと、市内の受験生に合格祈願の通行手形を贈っている。今年で15回目。
 市立松井田東中学校での贈呈式では、茂木英子市長が同校の3年生30人に一人一人手渡した。生徒を代表して梶間天途さんが「目指す高校の門を無事通過するよう勉強します」と抱負を語り、校内合唱コンクールで金賞になった「言葉にすれば」を歌った。 (樋口聡)

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