次期衆院選 共産、全7区で野党共闘へ 4、6区擁立 他選挙区は見送り

2020年9月9日 07時19分
 共産党県委員会は八日、次期衆院選の茨城4区に大内久美子元県議(71)を、6区に田谷武夫前県委員長(69)を擁立すると発表した。県内七つの選挙区のうち、他の五選挙区では候補擁立を見送り、七選挙区の全てで野党統一候補の実現を目指す方針だ。
 上野高志県委員長は県庁で記者会見し、「市民と野党の共闘の勝利、共産党の躍進で『安倍政治』を名実ともに終わらせ、野党連合政権に道を開く選挙にしていく」と意気込んだ。
 1区、2区、3区、5区、7区では、立憲民主、国民民主両党が合流して十五日に結成する新党などから出馬する候補予定者を支援するかどうか検討する。1区の福島伸享(のぶゆき)氏(無所属)や7区の中村喜四郎氏(合流新党に参加)とは、既に共闘に向けた協議を進めているという。
 4区は自民党の梶山弘志経済産業相の地盤で、今のところ他の野党の候補予定者はいない。大内氏は「私が共産公認で統一候補になることを望む」と述べた。
 6区には、現職青山大人(やまと)氏(合流新党に参加)も出馬予定。田谷氏は「青山氏とも話し合いを深めて、統一候補を作り出していきたい」と語った。
 大内氏は福島県出身で、水戸市議(五期)や県議(五期)を務めてきた。田谷氏は筑西市出身で、旧下館市議(二期目の途中まで)や党中央委員などを歴任。両氏とも現在は県副委員長を務める。
 本県を含む比例北関東ブロックでは、共産は現職塩川鉄也氏と元職梅村早江子氏の擁立を発表済み。本県で二十万票、北関東四県で百十四万票を目標とし、現有一議席から二議席以上への回復を目指すとしている。(宮尾幹成)

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