<コロナと生きる@いばらき>感染対策指針 ステージ2へ引き下げ つくばの「夜の街」安全宣言

2020年9月9日 07時18分
 県は八日、新型コロナウイルスの感染対策の指針を「ステージ3」から「ステージ2」に一段階引き下げ、東京都への不要不急の移動や滞在の自粛を求める要請を解除した。県内の感染拡大が落ち着きつつあると判断した。また八月二十二日以降、PCRの集中検査を実施したつくば市天久保一の「夜の街」の飲食店について、感染拡大の兆候がないことから「安全宣言」を出した。
 大井川和彦知事がこの日、県庁で臨時記者会見を開き、発表した。
 県は、コロナに関する県内の医療態勢や感染状況などを六つの指標で数値化。このうち「重症者向けの病床の稼働率」「都内で経路が不明な陽性者の数」など四つの指標で状況が改善したため、ステージを引き下げた。
 その上で、県民には、感染者が同じ場所にいた際に通知する県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」を活用することや、都内へ移動する際に十分な感染症対策を取ることなどを、あらためて呼び掛けた。
 県の今後の方針として、希望者が身近な診療所で検査を受診できるようにすることや、医療や介護などに携わる人が定期的に検査を受けられることも示した。医療・介護従事者の定期検査については、今月にも対象となる施設を決め、実証実験をする。
 一方、つくば市の天久保一での集中検査と通常検査では、六百四十四人を検査し、十六人の感染を確認した。
 大井川知事は「感染の拡大は本県も東京もここ一、二週間ほど落ち着いてきた。ただ、秋から冬はインフルエンザの感染時期にも当たる。『第三波』が来るという覚悟で対策をすべきだ」と述べた。(出来田敬司)

関連キーワード

PR情報

茨城の最新ニュース

記事一覧